不安定局面で強い超大型株、S&P100はS&P500を上回る!構成銘柄と利回り、ETF徹底比較
コロナ禍からの力強い回復を続けている米国経済ですが、サプライチェーンの分断に伴う予期せぬインフレが、金融政策の先行きに不透明感を与えています。同時にデルタ株の世界的流行が米国経済に影響を与える可能性も示唆されており、現在の株高を容認しきれなくなり、マーケットではガス抜きのようなかたちで定期的な調整が起こっています。そうしたなか、真っ先に資金が抜けやすい中小型株よりも、安定感の高い大型株が買われやすい(売られる時も、中小型株の後に売られる)傾向にあります。そこで今回注目したいのが超大型株S&P100 ...
ヘルスケアETF、今から投資すべき3つの理由 VHT、XLVの株価、構成銘柄、今後の展開を徹底比較!
2021年に入っても米国株は順調に成長を続けています。しかし夏以降、利上げの時期や回数の議論が活発化する中で、大きな調整局面を迎えることも考えられます。2022年以降は米国のGDP成長率は鈍化します(鈍化というより2021年が異常だったわけですが)ので、思うように株価が上がらない展開が続くと思います。そうした環境下でも他のセクターより投資妙味がありそうなのが、医薬品、医薬品機器、メディカルサービスなどからなるヘルスケアセクターです。本稿ではヘルスケアセクターの投資妙味、今後の展開、おすすめETF、株価のゆ ...
【SPMD, IJH】中型株の時代?S&P400がS&P500を圧倒する理由!
アメリカ経済はコロナ禍から立ち直り、力強い回復を見せています。コロナ以降、政府による巨額の財政出動、規制緩和により、ダウ平均も、S&P500種指数も、テック系が多いナスダックも、小型株中心のラッセル2000もすべて大きく上がりました。そんななか、注目すべき動きとしてMid-Cap(ミッドキャップ)、いわゆる中型株の好調があります。中型株はどれくらい好調で、その理由はなぜなのでしょうか。そして、今後もその好調を維持できるのでしょうか。考察しました。 バニ子さん中型株って? 小型株でも大型株でもない、 ...
急上昇の原油先物ETF USOとは 取り扱い証券会社、原油先物の見通し、買い方は?
経済の急回復と供給不足によって、原油先物市場が絶好調のまま推移しています。とは言え、原油先物は一般人では手を出しにくいもの。 今回は原油先物とは何か、中長期的な原油の需要、原油先物ETFとその勝機について詳しく解説していきます。原油先物ETFとしてユナイテッド・ステイツ・オイル(USO)を中心に、日本のネット証券でも購入できる類似ETFも紹介します。原油先物価格が上がり続けている理由、今後の展開、USOを買える証券会社、日本の大手ネット証券でも購入するための方法について解説していきます。 通りすがりの無職 ...
物流?高利回り?REIT Core? 今Jリート ETFを買うべき理由と買い方
米国株式はテーパリングを控えその発表がなされるまで読みにくい展開が続きます。国内株式もその影響を受けるので、今後はキャピタルゲイン利回りよりもインカムゲイン利回りが重視される買い方に注目する人が増えると思います。そうなると分配金利回りの高いREIT(上場不動産投資信託)が選択肢の一つとなります。そこにマネーが流れるとさらに株価上昇の可能性も見えてきます。 通りすがりの無職投資家不動産に投資したいけど初期投資がかかる上、将来の需要も読みにくいからね、なかなか踏ん切りがつかないよ (この人ただの無職じゃない! ...
VTIを上回る高リターン ペット業界ETF、PAWZの株価が伸び続けるワケ
世の中にたくさんETFはありますが、安定的にバンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)をオーバーパフォームするETFは多くはありません。それだけ、インデックス型ETFは強いですし、さまざまな基金や個人のポートフォリオに組み込まれているので、買われやすく売られにくいので株価も上がりやすいです。 さて、そのVTIをアウトパフォームするETFがあるとしたらどうしますか? 通りすがりの無職投資家ITとかAIとか、訳のわかんねえやつじゃないのか? いや実は、犬とか猫とかのペットなんですよかぶうさ 通 ...
最強のETF?いまインベスコQQQに資金が流入する理由といまから買うべきではない理由 5年のリターンは平均25%
日本では米株ETFというとVOOやVTIが人気です。総資産高上位ETFなのでもちろんアメリカでも人気のETFです。ただ資金のネット流入量でみてみると違う側面も出てきます。ETF.comが発表している「週間Funds-Flowランキング」(2021年8月12〜18日)でSPY(SPDR S&P 500 ETF Trust)に次いで、インベスコ QQQトラストシリーズ1(QQQ)が2位となりました。Net-Flowsとは、ETFに流入した資金から流出した資金を差し引いた総額です。つまり、全ETFの中で ...
好決算に沸く米国金融セクター PER割安放置で、株高の今でも買える銘柄を解説!
21年1〜3月期決算は、好決算企業が相次いでいますが、その中でもセクターとして好調と言えるのが「金融株」です。空前の株高を背景とする証券業務や、SPAC(特別買収目的会社)ブームに乗ったM&A(合併・買収)の活発化に伴う投資銀行業務が好調に推移したこと、以外にもいろいろな要因があります。今回は、金融セクターのETFについて解説していきたいと思います。ここでは大手5社、バークシャー・ハサウェイ、JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ゴールドマンサックスの最新決算をハイライトするととも ...
配当成長と株価値上がりが狙えるバンガード配当成長ETF[VIG]とウィズダムツリー[DGRW]を徹底分析 VTI、 VYMとも比較!
かぶうさです。今回は「配当成長」と「株価値上がり」の両方が期待できる配当成長株にフォーカスした2つのETF、バンガード米国増配株ETF[VIG]とウィズダムツリー米国クオリティ配当成長ETF[DGRW]を分析し、米株式市場全体をカバーしたバンガード・トータル・ストック・マーケットETF[VTI]、高配当ETFの代表銘柄であるバンガード・ハイディビデンド・イールドETF [VYM]との比較も通して、特徴、メリット、デメリット、買い方について考えていきたいと思います。 配当成長 とはどういうことか? まず、「 ...