【AMZN】アマゾン決算しくじる、潮目が変わった 21年度第2四半期決算分析
米アマゾン(Amazon.com、ティッカーシンボル:AMZN)は現地時間7月29日、2021年度第2四半期(4-6月)決算を発表しました。利益ベースではポジティブサプライズだったものの、発表後、株価はアフターマーケットで約7%の大暴落。アマゾンに一体何があったのか?アマゾンの第2四半期決算及び今後を分析しました。 売上42兆円、時価総額200兆円のアマゾン 世界最大のEC企業にして、クラウドコンピューティングの旗手でもあるアマゾン。世界最大の品揃えを誇るECプラットフォームを軸に、ビデオオンデマンド、音 ...
不都合な4つの真実!流行しすぎ、インデックスファンドの危険性と決定的な弱点とは?
ほとんどの個人投資家はインデックスファンドを購入すべきだと書きました。一方でインデックスファンドが近年急速に勢いを伸ばすなか、インデックス投資に対する批判の声も高まるようになりました。 インデックス投資しかしないという人でも知っておいた方が良い、インデックスファンドにまつわる4つの不都合な真実をまとめました。 アクティブファンド の規模に近づく、インデックスファンド インデックスファンドが純資産総額をどんどん増やしています。日経新聞が7月19日に報じたMorningstar Directの調査結果によれば ...
インデックスファンドとアクティブファンドの違い インデックス投資にするべき5つの理由
アクティブファンドとインデックスファンド--。1976年にバンガードが指数連動型のインデックスファンドを立ち上げ、その扱い高が増えていって以来、常に、「アクティブ(積極)運用かパッシブ(受け身)運用か、どちらを選択すべきか」ということが議論となってきました。 改めて、インデックスファンドとアクティブファンド の違い、強みと弱みを押さえた上で、インデックスファンドが選ばれる理由、インデックスファンドに投資すべき理由をまとめました(本記事はチャールズ・エリス著「The Index Revolution」などを ...
不安定局面で強い超大型株、S&P100はS&P500を上回る!構成銘柄と利回り、ETF徹底比較
コロナ禍からの力強い回復を続けている米国経済ですが、サプライチェーンの分断に伴う予期せぬインフレが、金融政策の先行きに不透明感を与えています。同時にデルタ株の世界的流行が米国経済に影響を与える可能性も示唆されており、現在の株高を容認しきれなくなり、マーケットではガス抜きのようなかたちで定期的な調整が起こっています。そうしたなか、真っ先に資金が抜けやすい中小型株よりも、安定感の高い大型株が買われやすい(売られる時も、中小型株の後に売られる)傾向にあります。そこで今回注目したいのが超大型株S&P100 ...
バフェットも値上がり予想!でも純金積立をおすすめしない理由 金投資は金ETF一択
デルタ株の蔓延が世界経済に悪影響を与える懸念と米経済でインフレが加速し金融緩和の解除を否応なく迫られる懸念、この2つのネガティブな懸念により、マーケットの先行き見通しが悪化し、不透明になっています。一部でリスクオフの動きも見られるなか、安全資産に注目する動きが出ています。今回は「金(ゴールド)」投資について考えたいと思います。 ウォーレン・バフェット、将来の金価格上昇を見越して金鉱株を取得 昨年8月、バークシャー・ハサウェイCEOのウォーレン・バフェットが、トロントに本社を置く、世界最大の金採掘会社である ...
発表!2021年4-6月の投資実績 何をどれだけ買った?リターンは?
7月も早くも3週目に入りました。仕事でバタバタしていること、他の記事を優先的に買いたこともあって、書くのを後回しにしていたら、すっかり忘れてしまっていたようです。そんなわけで、2021年4〜6月期の投資実績を紹介してみたいと思います。 4月〜6月の投資実績 まず、月別の総額の投資実績から。 月別投資実績 4月 399,388円 5月 280,558円 6月 400,278円 計 1,080,124円 となりました。 投資の内訳 内訳を見ていきます。 すでに書いてあるように、私は毎月定期で投資信託 ...
宝くじは買うだけ無駄!パチンコのほうが数倍健全という哀しい現実【期待値でわかる】
みなさんは宝くじを買っていますか?私は子供のとき、親が買ってくるスクラッチくじが大好きでしたが、大人になったいま、これを買おうとは思いません。理由は、元本割れ、つまり自分が投じたお金が減額されて帰ってくることが約束されているからです。圧倒的に成功確率の低い賭けと言えるでしょう。なんとなく肌感覚で割の悪いものだと思っている方も多いと思いますが、今回は数値できっちり表したいと思います(本稿は趣味として宝くじを楽しむ人を否定するものではありません)。 通りすがりの無職投資家宝くじの高額当選って、夢 ...
米国債利回りどこまで下がる?利上げ懸念なのに下落する理由とは 国債利回りと国債価格、金利を正しく理解する
2021年7月6日(NY時間)、米10年債利回り(米国債10年利回り)は前日比で一気に0.08ポイントも下落し、1.351%まで低下しました。その翌日にはさらに1.319%まで下がりました。 米10年債利回りはどこまで下がるのでしょうか。早ければ来年から利上げが始まるとされているのにいま下落する理由はなんでしょうか。米国債券利回りと金利、国債価格の関係を正しく理解するために解説したいと思います。 なぜ米10年債利回りが大事なのか? なぜ国債の10年利回りが大事なのでしょうか。それは、金融機関が民間や個人に ...
ヘルスケアETF、今から投資すべき3つの理由 VHT、XLVの株価、構成銘柄、今後の展開を徹底比較!
2021年に入っても米国株は順調に成長を続けています。しかし夏以降、利上げの時期や回数の議論が活発化する中で、大きな調整局面を迎えることも考えられます。2022年以降は米国のGDP成長率は鈍化します(鈍化というより2021年が異常だったわけですが)ので、思うように株価が上がらない展開が続くと思います。そうした環境下でも他のセクターより投資妙味がありそうなのが、医薬品、医薬品機器、メディカルサービスなどからなるヘルスケアセクターです。本稿ではヘルスケアセクターの投資妙味、今後の展開、おすすめETF、株価のゆ ...