株式投資 米国株

3月22日の米国株は金融、旅行・航空銘柄が弱い!全体は堅調 利上げムードはさらに減少

こんにちは、かぶうさです。

2021年3月22日終値ベースの数字は前日比(前週末比)で比較的堅調な1日となりました。

ダウは+0.32%の32731.2、

ナスダック+1.23%と上がり、13377.54、

S&P500は+0.7%の3940.59、

小型株中心のラッセル2000だけが-0.9%で2266.84でした

なお、ドル円の為替は現時点で108.83とほぼフラットです。

ダウは金融系が弱いも、総じて堅調な1日

ダウの銘柄を見ていくと、金融が売られ、テクノロジー系が買われた印象です。

JPM:ジェーピー・モルガン・チェースが-2.69%、

GS:ゴールドマン・サックスが-1.41%

TRV:トラベラーズ(保険)-1.15%

一方AAPL:アップルは+2.83%

CSCO:シスコシステムズが+2.69%

IBM: IBMが+1.28でした。

また、PG:プロクター&ギャンブルが+1.7%、MCD:マクドナルドが+1.18%となったほか、KO(コカコーラ)、WMT:ウォルマート、NKE:ナイキなどは+0.5%程度の上昇で、ダウ関連は、全体としておおむね堅調でした。

旅行関連が大きく下げ エクスペディアもエアラインも その理由は

気になる動きとしては、旅行関連が大きく下げていること。セクターではレジャー・ホスピタリティ関連の株価指数が-2.32%と大きく下がっており、ナスダックのEXPE:エクスペディアは-3.83%となっています。

そして、運輸セクターに入りますが、同じくナスダックのAAL:アメリカンエアラインが-4.57%、UAL:ユナイテッドエアラインも-4.02%(運輸セクター自体は+0.87%)でした。

ということでワクチン摂取は進むものの、世界的にはまだまだ感染拡大が落ち着きを見せていないこと、米国では一部地域で感染者数が増加に転じているエリアがあること、あとはここ数ヶ月にわたって上げ基調だったことへの一服感がありそうです。マイアミでは気の緩みまくった人たちが集結して、非常事態宣言が出されていますから、まだ予断を許さないですね。

気になるニュースとしては、米連邦準備理事会のパウウェル議長が「米国経済の回復は、ここ最近の改善にも関わらずまだまだ完全からは程遠く、引き続き中央銀行はサポートしていく」というメッセージを月曜に出したということです。

ということは、今の低金利を引き続き維持することを今回もアピールしたということですから、マーケットは追加の利上げの可能性がさらに下がったとして安心感が広がったものと思われます。

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