配当利回り5%超えでグローバルに投資、高配当のDEWに投資すべき理由と合っている人とは
今回解説するのは、ウィズダムツリー・グローバル高配当ファンド、ティッカーシンボルDEWです。金利が高止まりしている局面でもありますので、安定的に配当が得られる高配当投資を行っている人が多いと思います。そうしたなかで、QYLDやJEPIのようなトリッキーなETFではなく、VYMのような正統派の高配当ETFでありながら、もう少し高い配当利回りを得られるものはないか、と考えたときに、候補に上がるのが、このウィズダムツリー・グローバル高配当ファンドです。今回はこの特徴と強み、どんな人に向いているかなどについて解説 ...
楽天証券で米国株を取引する人が知っておくべきお得な買い方と手数料について
今回は、楽天証券で米国株式を取引する人が知っておくべきお得な買い方と手数料について説明します。国内株と違い、米国株ではお得なコースの適用がなかったりいろいろ注意点が必要。知らずに損しているかも。お得でオススメの買い方を説明します 楽天証券の手数料とは 楽天証券の口座から株式を取引する際、手数料について2つのコースがあります。 1つは「いちにち定額コース」 もう1つは「超割コース」 「いちにち定額コース」とは 「いちにち定額コース」とは、1日に何回取引しても、定額手数料で取引できるというものです。1日の約定 ...
日本の高配当ETF、「野村日本株高配当70」を買うべき理由と買ってもいい人とは
日本株式も配当利回りが高く安定的な銘柄があるので、日本株の高配当ETFについても解説したいと思います。まず今回は「NEXT FUNDS野村日本株高配当70」(証券コード:1577、愛称:NF・日本株高配当70 ETF)について考えていきます。また、米国株をメーンとするかぶうさ的に、この銘柄をどう評価するか、どういう人は買うべきなのかについても解説したいと思います。 NEXT FUNDS野村日本株高配当70とは 「NEXT FUNDS野村日本株高配当70」とは、野村アセットマネジメントがファンド運用の指図を ...
「新興国の先」の時代がくる!MSCIフロンティア・マーケットETF、FMとは
2023年、アメリカは利下げを予定し、株価にはプラスになることが予想されていますが、そのGDP成長は低い予想が出ています。アメリカよりもアウトパフォームすることが期待できるのが、新興国よりもさらに小さな市場、フロンティア・マーケット。今回はなぜ今フロンティア・マーケットなのか、そしてフロンティア・マーケットに投資できるETF、iシェアーズMSCIフロンティア&セレクトEM ETF(ティッカーシンボル:FM)について解説します。 米国の2023年GDP成長は+1%程度にとどまる FRBによる未曾有の急激な利 ...
インフレに強いETF、TIP<米国物価連動国債ETF>とは何か?
コロナに伴うサプライチェーンの分断の長期化に、ウクライナ戦争に端を発するエネルギー調達合戦、そして過度の金融緩和により、2022年9月に入っても世界的に猛烈なインフレが続いています。インフレは物の価値が上がり、貨幣の価値を漸減させます。今回は、インフレに伴う貨幣価値の目減りを防ぐことができる「物価連動国債」というものに着目して、解説したいと思います。 インフレ:物の価値が上がり、貨幣価値が下がる インフレとは、物の価値が上がることを意味しますが、逆にいえば、貨幣価値が下がることを意味します。今年200万円 ...
アマゾン22年1Q決算ミスとEC減収が示す「成長の限界と始まり」とは
FAANGの一角、アマゾン(Amazon.com、ティッカーシンボル:AMZN)が2022年度第1四半期(1Q)決算を盛大にミスしました。アマゾンに何が起こっているのか、今後アマゾンはどうなるのか詳しく見ていくとともに、ひいては世界経済に何が起こっているのかを見てみました。 アマゾン、コンセンサス予想を下回る まずアマゾンの2022年12月期1Qのコンセンサス予想と実績から見ていきます。 アマゾン22年1Q決算 予想EPS:× 8.55ドルに対して、実績-7.56ドル 売上高:△ 1164億ドルに ...
下落局面でも安心!高配当ポートフォリオの作り方 3つのETFでOK
株価下落局面や先行きが不透明な局面は不安が募りますよね?そんなわけで今回は、下落局面でも安定して保持できて、かつ高い配当利回りと高いトータルリターンを両立するポートフォリオを作る方法について考えます。わずか3つのETF(VTI、VYM、QYLD)で適正な配分を考えたので、シンプルかつ実行可能な内容になっています。 下落局面の怖さとは 投資で最も重要なことは「続けること」「やめないこと」「途中で退出しないこと」です。では、どうして「続けることができないか」というと、保有銘柄の株価が急落し、大きな「含み損」に ...
資産拡大に向かない?高配当投資のメリットとデメリット、高配当投資をすべき人の5パターンとは
ひとえに株式投資といっても、その人の目標が何か、その進捗を評価するのに最適なKPIは何かによって、行うべきことが変わります。今回は、「資産拡大期に向かない」とされている「高配当投資」についてそのメリットとデメリット、「高配当投資」に向いている人(向いている時期)、反対に向いてない人(時期)について明らかにしました。 高配当投資とは 高配当投資とは、高配当利回りの銘柄および高配当利回り銘柄で構成されたETF、あるいはQYLD(グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF)のようにトリッキーな手 ...
勝ち組決定!?高配当JEPIをNISAで運用して資産極大化する
高配当銘柄の課題は、配当金に税金がかかること。これは、NISA(少額投資非課税制度)の枠を使えばある程度帳消しにすることができます。今回は高配当とキャピタルゲインの両立が期待できる人気ETF、JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPI)について、NISA枠で買うとどれだけ資産運用成績が変わるのかをシミュレーションし、考察しました。 高配当+キャピタルゲインが狙えるJEPIとは JEPIは直近の配当利回り9.23%、直近1年のトータルリターン13.13%という非常に魅力的なETFです(年初 ...