資産拡大に向かない?高配当投資のメリットとデメリット、高配当投資をすべき人の5パターンとは
ひとえに株式投資といっても、その人の目標が何か、その進捗を評価するのに最適なKPIは何かによって、行うべきことが変わります。今回は、「資産拡大期に向かない」とされている「高配当投資」についてそのメリットとデメリット、「高配当投資」に向いている人(向いている時期)、反対に向いてない人(時期)について明らかにしました。 高配当投資とは 高配当投資とは、高配当利回りの銘柄および高配当利回り銘柄で構成されたETF、あるいはQYLD(グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF)のようにトリッキーな手 ...
勝ち組決定!?高配当JEPIをNISAで運用して資産極大化する
高配当銘柄の課題は、配当金に税金がかかること。これは、NISA(少額投資非課税制度)の枠を使えばある程度帳消しにすることができます。今回は高配当とキャピタルゲインの両立が期待できる人気ETF、JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカムETF(JEPI)について、NISA枠で買うとどれだけ資産運用成績が変わるのかをシミュレーションし、考察しました。 高配当+キャピタルゲインが狙えるJEPIとは JEPIは直近の配当利回り9.23%、直近1年のトータルリターン13.13%という非常に魅力的なETFです(年初 ...
2桁リターンでインフレにも強い?高配当ETF、HDVの銘柄分析と株価、買い方とは
2022年は度重なる利上げとQT(量的引き締め)が行われる予定ということもあり、グロース株を中心に上値を押さえつけられ、株式市場は軟調が続いています。そうした中でバリュー株がグロース株をアウトパフォームする傾向が顕著となり、高配当ETFに対する興味が高まっています。ある程度底堅い値動きであることと、仮に値下がっても分配(配当)利回りが高いため、安心して持ち続けられるという利点があります。数ある高配当ETFの中から、iシェアーズコア高配当株ETF(ティッカーシンボル:HDV)を解説します。 高配当ETF、H ...
手を出したら危険なの?モーゲージREIT を正しく理解する
ポートフォリオの利回り向上を狙って、分配利回りの高いREIT(不動産投資信託)をポートフォリオの中に組み込もうとしている人は多いはず。特にグロース株が難しい局面ではなおさらです。しかし、REITには多くの人にとってなじみ深い、いわゆる普通に不動産を所有するREIT(エクイティREIT)と実態としては不動産を所有するのではなく債券投資であるモーゲージREITの2種類があります。本稿ではモーゲージREITとは何かについて詳しく説明します。 モーゲージREIT とは REITには大別して、エクイティREITとモ ...
分配利回り7%、年間パフォーマンス14%のSRET 魅力的な世界リートETFの魅力とリスク、注意点を徹底解説
コロナ危機に伴う金融緩和の終焉と、インフレ退治を優先する環境下で金利が大きく上昇する局面に入っています。そうしたなかでは、これまで大きなキャピタルゲインを実現してきたグロース銘柄は高いバリュエーションを容認できなくなり、苦戦が続くことが想定されます。そうしたなかでは高い分配利回りの銘柄に注目が集まります。そこで、今回紹介するのは、分配利回り7%、直近1年で年間パフォーマンス14%を実現している「グローバルX スーパーディビィデンド ‒ 世界リート ETF」(ティッカーシンボル:SRET)を紹介します。SR ...
配当利回り5.5%、年間リターン30%のすごいETF DIVの特徴と落とし穴
今回紹介するETFは、ユニークなETF商品を開発することで有名なグローバルX社による、高配当ETF「グローバルX スーパーディビィデンド-米国低ベータ ETF」(ティッカーシンボル:DIV)。直近では年間配当利回り5.5%、そして年間リターン30.6%というすごい成績を叩き出していますが、果たしてどんなETFで、どんな特徴があり、買うべきか、買うとしたらどんな買い方をすれば良いのかについて解説します。 DIVとは何か DIVはIndxx・スーパーディビィデンド®・U.S.・ロウ・ボラティリティ・インデック ...
2022年投資妙味のあるセクターは?金利上昇でなぜ株価は下がり、バリュー株が有利になるのか
2022年の最初の5日間は、猛烈な金利上昇で、2021年12月末日比較で、ナスダックは4.5%減、S&P500は1.87%減となった一方、ダウは-0.29%減に止まりました。なぜこのようなことが起こったのか?そして金利上昇局面でグロース株中心のナスダックはなぜめちゃめちゃにやられて、成熟したバリュー株であるダウは底堅いのかを説明し、本稿執筆時点で2022年に投資妙味がありそうなセクターを解説したいと思います。 利上げでグロース株が不利になるメカニズム 2021年後半からの猛烈なインフレを抑え込むた ...
年間リターン20%越えなのに分配利回りも4%以上!XYLGを徹底分析!
2021年11月から国内のネット証券で買えるようになった米国ETFとして、これまでQYLG、XYLDを紹介してきましたが、今回紹介するのがXYLG、グローバルX S&P500・カバード・コール50 ETFです。 S&P500を半分だけカバード・コールすることで、インカムゲインとキャピタルゲインの双方を獲得できるものになります。QYLD、QYLGはナスダック100指数の株式を購入してカバード・コールするものです。一方今回紹介するXYLG(とXYLD)は、それよりも分散の効いたS&P5 ...