米国

米国 経済・マーケット分析

2021/8/29

無風の「ジャクソンホール会議」後、株価はどうなる?行方を左右する4つの要因とは

テーパリング時期が明言されるかどうかが注目された2021年8月27日のジャクソンホール会議。2013年のパーナンキショックをトラウマに持つだけに、FRBパウエル議長は、今回会議を「無風」で乗り越えることにしました。では9月以降、米国株式マーケットはどのようになっていくのか、注意点を考察してみました。 テーパリング発表時期は11月が濃厚?9月21日? FRB、パウエル議長による講演は、米経済は力強く回復したものの引き続きデルタ株が直近のリスクであることに変わりはなく、「テーパリングは年内開始」以上のものはな ...

米国 経済・マーケット分析

2021/5/31

金融緩和、終わりの始まりで米国株価の行方は?前回テーパリング時はどこまで下がった?

金融緩和、終わりの始まり こんにちは。2021年5月は10日〜12日までの3日間で米国株価は大きく下落しました。消費者物価指数の高まりなどを背景に、いよいよ金融緩和終わりの始まりがはっきり見えてきた印象です。空前の金融緩和を背景とする株高・資産バブルは、いずれテーパリング(量的緩和による金融資産買い入れ額の縮小)によって終わりを迎えるわけです。 「その時期がいつか」は誰にもわからないから、マーケットは一喜一憂しながら疑心暗鬼になり過敏に反応しています。2021年5月のいま、マーケットの感応度はかなり高いか ...