アマゾン22年1Q決算ミスとEC減収が示す「成長の限界と始まり」とは
FAANGの一角、アマゾン(Amazon.com、ティッカーシンボル:AMZN)が2022年度第1四半期(1Q)決算を盛大にミスしました。アマゾンに何が起こっているのか、今後アマゾンはどうなるのか詳しく見ていくとともに、ひいては世界経済に何が起こっているのかを見てみました。 アマゾン、コンセンサス予想を下回る まずアマゾンの2022年12月期1Qのコンセンサス予想と実績から見ていきます。 アマゾン22年1Q決算 予想EPS:× 8.55ドルに対して、実績-7.56ドル 売上高:△ 1164億ドルに ...
コロナ治療薬発表で沸騰 メルク・アンド・カンパニー【MRK】銘柄分析・決算・株価・今後のゆくえ
10月1日、メルク・アンド・カンパニー(Merck & Co., Inc. ティッカーシンボル:MRK)はコロナ患者の入院と死亡リスクを50%減少させる飲み薬「モルヌピラビル」を発表。株価が高騰しました。今回、決算推移、株価を含め、銘柄を分析しました。 メルク・アンド・カンパニーとは メルク・アンド・カンパニー(Merck & Co., Inc. ティッカーシンボル:MRK)はアメリカニュージャージー州に本社を置く、巨大製薬メーカー。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品、およびアニマルヘル ...
原価スレスレ+LTV最大化戦略で盤石!コストコ(COST)今後の成長、株価、配当は?
北米を中心に会員制倉庫型ストアを世界に展開するコストコ・ホールセールクラブ(Costco Wholesale Corporation, ティッカーシンボル:COST)の2021年8月期決算が発表されました。結果は大幅なポジティブサプライズ。コストコの強さの秘密と今後の成長、株価の見通しについて本気でまとめました。 世界3位の小売売上高を誇るコストコ(Costco)とは コストコ(Costco)は、ウォルマート、アマゾン、CVSヘルスに次ぐ、世界4位、米国4位の小売業です。CVSヘルスはドラッグストア事業以 ...
【AMZN】アマゾン決算しくじる、潮目が変わった 21年度第2四半期決算分析
米アマゾン(Amazon.com、ティッカーシンボル:AMZN)は現地時間7月29日、2021年度第2四半期(4-6月)決算を発表しました。利益ベースではポジティブサプライズだったものの、発表後、株価はアフターマーケットで約7%の大暴落。アマゾンに一体何があったのか?アマゾンの第2四半期決算及び今後を分析しました。 売上42兆円、時価総額200兆円のアマゾン 世界最大のEC企業にして、クラウドコンピューティングの旗手でもあるアマゾン。世界最大の品揃えを誇るECプラットフォームを軸に、ビデオオンデマンド、音 ...
IPO直前!投資アプリ運営 ロビンフッドの業績と今後の成長戦略、株価のゆくえを徹底分析
株式投資アプリを運営する米ロビンフッド(Robinhood Markets, Inc. ティッカーシンボル:HOOD)が7月に上場を控えています。「手数料無料」でも利益を出す同社のビジネスモデルと戦略、そして危うさ、目論見書を通じた同社の直近経営指標などを分析して、今後の展開を解説していきたいと思います。コロナの巣篭もり期に市民権を得て躍進したロビンフッド。2020年度は当期純利益で黒字を確保しており、今後の成長期待も極めて大きいです。 バニ子さんロビンフッドって結構騒ぎになったわよね?死にかけの株を乱高 ...
アマゾンが買収の可能性?急成長ペット用品EC、Chewyの業績と株価のゆくえを徹底予測
以前、ペット業界に特化したプロシェアーズペットケアETF(ティッカーシンボル:PAWZ)について書いた際に、ペット産業が今後も高い成長性が見込めることを解説しました。その成長著しいペット産業においても、オンライン化の波は急速に押し寄せています。その代表プレーヤーが、今回解説するChewy(チューイー、ティッカーシンボル:CHWY)です。Chewyの概要、戦略、強み、競合分析、今後の売上・利益・EPS予想、株価まで徹底解説します。 通りすがりの無職投資家「聞いたことねえな。何の会社だよ」 「日本人が聞いたこ ...
信用スコアで米国で圧倒的シェア!フェアアイザックの成長性と株価を徹底予測
突然ですが、皆さんはクレジットカードを持ってますか? 通りすがりの無職投資家おれは持てないからな。現金一択、ニコニコ払いだよ。 JCBの「クレジットカードに関する総合調査(2020年版)」によると20〜60代のクレジットカード保有率は86.6%。いまの時代となっては、通りすがりの無職さんのような非保有者は少数派ということになります。クレジットカードを発行して良いか、限度額はいくらか、あるいは担保価値含め、いくらまでならこの人に住宅ローンを貸し出しできるか、その金利はいくらにすべきかといった意思決定は信用ス ...