住宅ローン金利上昇局面は繰上げ返済と投資、どちらを選ぶべきか?
将来の金利予想が上向いていることから、2022年2月、3月と住宅ローンの固定金利が上がりました。今回は、住宅ローン金利上昇局面では、繰上げ返済に回すのが良いのか、それとも投資に回して資産拡大を優先するのが良いのかを検証してみたいと思います。 目先の日本の金利は低い FRB(連邦準備制度)の金融政策は、インフレ退治を優先して、毎FOMCごとの利上げにおいて5月には政策金利を0.5%引き上げる公算が強くなっています。さらに、6月からは0.75%とみる金融機関も出てきました。 米国では住宅ローン金利が2011年 ...
勤続20年超の優遇税制見直しで、あなたの退職金はどれだけ減る?シミュレーション【税金 控除】
内閣府は毎年発行する経済財政白書の2021年版(9月発行)で円滑な離転職に向け、退職金の扱いが課題として、勤続20年超の優遇税制見直しを求める考えを示しました。これが実現すれば、老後のプランを大きく変えざるを得ない人も出てきます。あなたの退職金はどれだけ減るのか?税金はどれだけ増えるのか?シミュレーションしました。 内閣府が示した円滑な離転職に向けた課題「退職金」 「退職金、勤続20年超の優遇税制見直しを」のタイトルで10月2日、日経新聞が報じました。記事では、内閣府の考えとして、勤続20年超の優遇税制に ...
配当と複利効果を最大化 NISAを使ったQYLD増殖術 どれだけ増える?
高配当銘柄は株価の変動を気にすることなく、キャッシュインフローを積み上げて、収益を増やしていくことができます。そのため、精神衛生上、極めてよろしく、狼狽売りなどをしなくてすみます。その一方で配当にも税金がかかるので、配当再投資したとしても「複利効果」が弱まるのがネックです。 そこで今回は、NISAで超高配当ETF、グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF(ティッカーシンボル:QYLD)を運用すると、どんな効果が得られるのかについて見ていきたいと思います。 バニ子さん毎月莫大な分配金をもらえ ...
悲報 武市早苗”新総裁”でなくとも金融所得増税は既定路線と考えられる2つの理由
自民党総裁候補に出馬する意向を示している武市早苗が重点政策の1つとしてあげた「50万円を超える金融所得に関する税率を20%から30%への引き上げる」という発言が大問題となっています。しかし、残念ながら金融所得増税の流れは既定路線だと考えて良いと思います。各総裁候補の考えを合わせ、増税が既定路線である理由と増税の狙いをまとめました。 武市早苗氏の発言とは 武市早苗氏は自民党総裁に出馬するにあたり、以下のような発言をしています。 「金融所得50万円以上の税率を現状の20%から30%に引き上げる。これにより約3 ...
未納は後悔する!年金が破綻しない3つの理由 いま40歳、将来いくらもらえる?
「少子高齢化と人口減で、年金は破綻する。納めた分が返ってこないのだから納めない方がいい」 こんなことを言う人がいますが、それは誤解している可能性が高いです。年金は破綻しないし、支払わないと将来後悔します。が、年金だけで生活できるほど潤沢でもありません。将来設計を明確にする一助にする上でも、説明したいと思います。 会社の厚生年金逃れはもう不可能 「年金は破綻するから、うちの会社は加入していません。個人で国民年金に入ってください、健康保険料分は会社が負担します」 こんな頭の悪いことを言う会社の経営者、いないと ...
大きなお世話!パナソニック社員、割増退職金でFIREできるか、徹底試算してみた!
こんにちは。パナソニックが50代を中心に大規模なリストラを企画していることがダイヤモンド・オンラインのスクープでわかりました。50歳幹部で最大だと実に4000万円の割増です。当事者の方々は「寝耳に水」の突然の報道に戸惑っているかもしれません。大きなお世話ながら、この希望退職募集に応募した場合、金輪際働かずに生活できるのかどうか、割増退職金のさまざまなケースを想定し、税金含め徹底試算しました。 パナソニックの概況とリストラ策 ダイヤモンドオンラインは5月17日に「パナソニック「割増退職金4000万円」の壮絶 ...