コロナ治療薬発表で沸騰 メルク・アンド・カンパニー【MRK】銘柄分析・決算・株価・今後のゆくえ
10月1日、メルク・アンド・カンパニー(Merck & Co., Inc. ティッカーシンボル:MRK)はコロナ患者の入院と死亡リスクを50%減少させる飲み薬「モルヌピラビル」を発表。株価が高騰しました。今回、決算推移、株価を含め、銘柄を分析しました。 メルク・アンド・カンパニーとは メルク・アンド・カンパニー(Merck & Co., Inc. ティッカーシンボル:MRK)はアメリカニュージャージー州に本社を置く、巨大製薬メーカー。医療用医薬品、ワクチン、バイオ医薬品、およびアニマルヘル ...
原価スレスレ+LTV最大化戦略で盤石!コストコ(COST)今後の成長、株価、配当は?
北米を中心に会員制倉庫型ストアを世界に展開するコストコ・ホールセールクラブ(Costco Wholesale Corporation, ティッカーシンボル:COST)の2021年8月期決算が発表されました。結果は大幅なポジティブサプライズ。コストコの強さの秘密と今後の成長、株価の見通しについて本気でまとめました。 世界3位の小売売上高を誇るコストコ(Costco)とは コストコ(Costco)は、ウォルマート、アマゾン、CVSヘルスに次ぐ、世界4位、米国4位の小売業です。CVSヘルスはドラッグストア事業以 ...
配当と複利効果を最大化 NISAを使ったQYLD増殖術 どれだけ増える?
高配当銘柄は株価の変動を気にすることなく、キャッシュインフローを積み上げて、収益を増やしていくことができます。そのため、精神衛生上、極めてよろしく、狼狽売りなどをしなくてすみます。その一方で配当にも税金がかかるので、配当再投資したとしても「複利効果」が弱まるのがネックです。 そこで今回は、NISAで超高配当ETF、グローバルX NASDAQ100・カバード・コールETF(ティッカーシンボル:QYLD)を運用すると、どんな効果が得られるのかについて見ていきたいと思います。 バニ子さん毎月莫大な分配金をもらえ ...
人口減でも需要が供給を上回る![2021年版]国内物流施設と物流リート(J REIT)の中期展望は?
物販のEC市場は2020年、対前期比で21.71%増と急拡大し、市場規模は12兆円を超えました。EC市場の成長を支える物流施設の需要は拡大していきます。そこで改めて注目したいのが物流REIT。すでに価格は値上がりが続き、分配利回りは他のREITを下回る水準が続きます。一方で、賃料水準は右肩上がりで、長い目でみて手堅く、収益性の改善も見込めます。中期的な物流REITの展望についてまとめました。 急拡大する国内EC市場 物販EC市場は右肩上がりを続けており、2013年の6兆円から2020年には2倍の12兆円と ...
【大暴落を喜べ!】「考えない投資生活」のためのほったらかし投資のやり方とは
投資に時間をかけたくない。そんな人のために「ほったらかし投資」はどのようにするのが良いのか。最低限やるべきことは何か?今回、書籍『お金の不安から一生自由になれる 考えない投資生活』(福田猛著、2020年11月初版発行)から得た学びと、「ほったらかし投資」のための論点を解説したいと思います。 投資で成績が良い人とは? 投資で成績が良い人は「死んだ人」という逸話を聞いたことはありませんか? 実はこれ誤って広まった話で、実際はフィデリティによれば「投資したことを忘れていた人」です(ソース:Business in ...
2階建の制度変更で複雑、実質改悪!新NISAの注意点まとめ【2024年スタート】
2024年から、NISA(少額投資非課税制度)が制度変更されます。複雑化し、実質改悪と言って良い内容です。現在一般NISAを活用中の人が制度変更後も新NISAを使う場合どんなことに注意すれば良いのかをまとめました。 一般NISA変更ポイントまとめ 変更時期:2024年 年間非課税枠:現行120万円→ 計122万円(積み立て投資20万円+上場株式・公募株式投資信託等102万円) 投資期間:5年間(変更なし) 口座開設期間:2028年まで(現行は2023年まで) 新NISAへの制度変更の理由 NISAとは20 ...
ほったらかしで分散投資!「通貨分散」のメリットと方法、おすすめの割合とは
連邦準備制度(FRB)は8月18日、FOMCの議事録を公開し、テーパリング(資産買入プログラムの縮小)開始は、「ほとんどのFOMC参加者が年内が適当」と考えていることを明らかにしました。 テーパリングの時期は本決まりではないとはいえ早ければ年内開始、テーパリングは、その後の段階的な金利引き上げがセットになっています。したがってマーケットがテーパリングを織り込む時期、実際に金利が上がる時期に、金利の関係から他国に向かっていたマネーは米国に向かうわけですから基本的にはドル高を誘発します。 為替変動リスクを大き ...
暴落時、震えたくないあなたに!VIX ETFでリスクヘッジ 【1552】
前回、VIX指数について解説し、その指数のメカニズムと指数別予想変動幅、そしてVIX指数がある水準を超えるとリスクイベントが待ち受けていることを説明しました。今回は、それを逆手にとって、リスクイベントに備えるVIX連動ETFについて解説したいと思います。 前回記事は以下、とくにVIXとは何か、そのメカニズムを知りたい方は先にお読みください。 VIX指数連動ETFとは VIXとはボラティリティ・インデックスの略で、マーケットが予測する今後30日以内のS&P500の変動幅を指数として示したものです。 ...
【恐怖指数】VIXに注目!チャートで解説、警戒のサインと目安は?
今後、株式市場がどうなるのか?その先行指数として注目したいのVIX指数、通称恐怖指数です。ボラティリティに関して、世界的に最も広く認識されている指標の1つで、日々のマーケットの指標として多くの市場参加者に確認されている重要指数です。今回はVIX指数とは何を表しているもので、そのメカニズムを簡単に説明するとともに、この指数が幾つになると警戒すべきなのか、過去どうだったのか、そして現在VIX指数はどのように推移していて、どこに着目すべきかを解説していきます。 VIX指数とは VIX指数とは、ボラティリティ・イ ...